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Q

ノンアスベスト屋根は塗装ができないって本当ですか?

A

正確には「塗装しても意味がない、塗り替えメンテナンスが適さない」ノンアスベスト屋根が存在します。こうした場合には、塗装ではなくカバー工法などの適切な対応が必要です。


2000年前後に製造されたノンアスベストのスレート屋根材の一部は、アスベストの代わりに配合されたパルプ繊維などの影響で強度が低く、吸水性が高いという特性があります。そのため、築20年未満でもひび割れ、欠け、めくれといった深刻な劣化が発生していることが多く、塗装をしても再び劣化が進行する恐れがあります。こうしたケースでは、無理な塗装は逆効果になることもあるため、専門的な判断が不可欠です。

特に、ニチハの「パミール」は層状にめくれやすく、クボタの「コロニアルネオ」「グリシェイドネオ」「ザルフグラッサ」ではひび割れや欠けが発生しやすいとされています。また、セキスイの「かわらU」も、ひび割れや剥離が起こりやすい屋根材です。
軽微なひび割れであれば補修後の塗装をご提案し、劣化が進んでいる場合は葺き替えやカバー工法など、適切な施工方法をご案内します。

カバー工法(重ね葺き)という選択肢

塗装が難しい屋根には、「カバー工法(重ね葺き)」という選択肢があります。カバー工法とは、既存の屋根材の上から新しい軽量屋根材を重ねて施工する方法で、既存の屋根を撤去しないため廃材が少なく、工期や費用を抑えられるのが特長です。また、防水性・断熱性も向上するため、劣化が進んだ屋根のリフォーム方法としておすすめです。

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